メリット | デメリット |
---|---|
出産が長引かない | 出産費用が高くなる |
手術予定日(時間)を決められる | 入院日数が長くなる |
長い陣痛に耐える必要が無い | 後陣痛が痛い |
麻酔を使うので痛みを感じにくい | 発熱しやすい |
会陰切開をしないで済む | 子宮が回復しにくい |
逆子や胎盤トラブルでも出産できる | 帝王切開の傷や痛みが気になることも |
赤ちゃんに対する安全性が高い | 次回妊娠時に前置胎盤になりやすい |
骨盤臓器脱(子宮脱)が経腟分娩より起こりにくい | 肺血栓塞栓症のリスクが高まる |
賛成意見 | 反対意見 |
---|---|
帝王切開のいいところは、子どもの負担が少なくて命を守れるところだと思います。私は緊急帝王切開で出産しましたが、子どもの命が守れたことは本当によかったと思います。自然分娩でも帝王切開でも出産には変わりないので、子供の命と母体の命を守れるのでいい所だと思います。また、産道を通らないので子どもの頭の形がとても綺麗に出てくることもいいところだと思います。私の子どももとても綺麗な形で帝王切開のいいところだったなと思います。 | なるだけならお腹を切りたくなかったですね。今でも下腹部には帝王切開で切って縫った施術の跡がしっかりと残っています。また自然分娩の方は1週間の入院で退院出来ていましたが帝王切開だと10日間の入院だったので、早く家に帰れないというのが良くないと思いました。あとそのときに家には2歳の長女がいて、初めての離れ離れだったので長女のことも心配でしたし、小さな子と離れての10日間はとても長く感じました。帝王切開をすると次回の出産も3年くらい開けてまた帝王切開での出産になるらしいので、自然分娩は壮絶な痛みはあるけれどなるだけなら自然分娩の方がいいのかなと思いました。 |
リスクのある妊婦でも比較的安全に出産できる点が良いです。予め日程を決めて手術するため心構えもできます。最初は自然分娩でもお産時に問題が起きた場合に帝王切開によって母親も赤ちゃんも助かる率が高くなります。また持病がある場合等は最初から帝王切開を勧められることもあります。医師に勧められているのに自然分娩にこだわるのはナンセンスだと思います。お腹を痛めて産まないといけない・・・などどいう考えはただの迷信で、必要な時にはすんなりと帝王切開を受ける方が良いと個人的には思います。 | 良くないところは、術後の痛みが半端なくすごいところです。私はもう歩けないと思いました。それくらいの痛みを耐えるのがデメリットでした。また、出産費用もかかるのでお金の準備をきちんとしておく必要があります。また、身体に傷が残るのでプールや温泉に行くことがしづらくなるなというのがあります。今後、子どもとプールや温泉にいくことになったら気にするのかなと思います。出産の証として受け止めることが出来ればいいと思いますが、傷ができるのがデメリットです。 |
緊急帝王切開の場合を除き、計画的に出産日を決めることが出来るので、準備もしやすいと思います。旦那さんの仕事の調整であったり、両家の親に来ていただく事を考えて、予め出産日が把握できると、赤ちゃんを迎える準備が整った状態で、出産出来るので、妊婦さんも安心できると思います。あとは陣痛を体験しなくて済むことです。陣痛は長い人は1日以上かかる人もいますし、本当に痛くて苦しいので、陣痛が無く出産をすることは羨ましいです。事前の陣痛に対する恐怖心もないのもいいなと思います。 | 世間的な問題ですが、お腹を痛めて生んでいないということに対してとやかく言う人はいて、母親が劣等感を持つことがあります。母親同士の普通の会話でも、帝王切開しか経験していない人に「自然分娩はめちゃくちゃ痛いんだよ」など意味のない説教をする人までいます。私自身は自然分娩で出産しましたが、そういう話題はいつも嫌だなと思っています。どうやって生まれたかなんて関係なく、どう育てるかが重要なので、帝王切開に対する偏見をなくしてほしいです。 |
お産の最中に赤ちゃんに何らかの異常や、母体の容態に異変があった場合は帝王切開の判断は良いと思います。逆子で自然分娩が難しい赤ちゃんもいます。中には陣痛促進剤を打っても強い痛みにはならないのでは、母体の体力も尽きていくばかりです。また、お腹の中で息絶えてしまいそうになる赤ちゃんもいます。私もその経験者の1人です。いまではお腹を切ってでも、子どもの命を守れてよかったと思っています。赤ちゃんとお母さんの様子を見て、無事お産を終える為には帝王切開の決断が最善の場合があります。 | 自然分娩と違って、出産後の回復に時間がかかってしまうことです。自然分娩の方は出産後から普通に食事も取れますが、帝王切開の方は絶食期間があるので、辛いと思います。また、お腹を切っているので、傷口の痛みもしばらくあるので大変だと思います。傷口も残ってしまうので、大浴場や水着を着る機会がある際には見られてしまうこともあるのも女性にとっては抵抗があります。帝王切開で出産をした人の中には「陣痛を経験して出産してあげたかった」と思う人もいるらしく、負い目を感じてしまうのはかわいそうだと思います。(私的にはどの様な生み方でも立派な出産だと思います。) |
出産を経験しています。一人目は自然分娩で二人目は帝王切開でした。二人目のときは日時を決めて出産に挑みましたが、陣痛促進剤を打っても陣痛がこなくて、結局緊急に帝王切開となりました。良かった点は全身麻酔を打っての帝王切開だったので、痛みなどは感じることなく眠っているような感覚で気が付いたら産まれていたという感じでした。術後も腹部の痛みもなく順調に回復したので病院の先生の施術が上手だったのだろうと感謝しています。私の場合は痛みなく出産出来たので良かったと思います。 | 痛みを感じてこそお産であるという謎の考えが邪魔してしまい、帝王切開をしたお母さんが劣等感に陥ってしまう環境が良くないと思います。「私が至らなかったからだ」と責めてしまいます。決して痛みを感じていないわけはありません。15cm程お腹を切り一生その傷は消えません。尿道に管を入れた痛みにも悩まされます。そして、多くは意識のあるままお腹を切ることになります。また、緊急の帝王切開では心の準備もできないまま手術台に上がる事もあります。お母さんの精神的ショックは大きいものです。ご家族やお友達には十分気遣っていただき「頑張ったね」や「ありがとう」という言葉を是非かけてあげて欲しいです。 |
参考サイト | |
---|---|
帝王切開ナビ | Wikipedia |