メリット デメリット
キャリアよりも月額料金が安い MVNO事業者を利用する場合、通信速度が遅くなることがある
格安SIMを使うことができる 通話で使うことが多いと、割高になる可能性もある
海外で現地のプリペイドSIMを使える キャリアメールは使えない
SIMを2枚差せる機種もある(デュアルSIM) キャリアが提供するサービスや割引は使えない
テザリングやお財布携帯機能も使える 一部機種ではテザリング不可
キャリアの2年契約のような縛りがない 紛失や故障などの際のトラブルサポートが手薄
多数の企業が格安SIMを提供している クレジットカードがないと契約できないSIMが多い
SIMロック解除は簡単にできる LINEでID検索ができない

賛成意見 反対意見
SIMを選ばずに利用できるという点が良いと感じます。大手キャリアから発売されている機種などであった場合、そのキャリアでなければ使用することができません。それを回避するためにはSIMロックを解除する必要があります。一方SIMフリーの機種を活用すればその必要がありません。これは自由にSIMの選択ができるということは勿論、無駄な費用がかからないということにも繋がります。海外で一時的にSIMを契約するといった使い方も可能なため、活躍の場が広がるという点も良いと思います。 SIMフリーの良くない点は一部のスマートフォンで技術基準適合証明、すなわち技適マークがないものが存在しているという点です。これは主に海外の機種を日本に輸入している場合などに発生する問題ですが、技適マークがないものを使用することは違法であるということを知らずに使っている方がいるという話を聞いたことがあります。そもそも技適マークを知らないというユーザーもいるようです。また、個人的にも海外製品を購入した際に技適マークがついているか調べるのに苦労をした経験があるため、この点に関しては良くないなと感じます。
携帯やスマホって所謂三大キャリアのdocomo au softbankの三社をベースにしてます。そして各キャリア用の端末を販売してるわけですが、何気に面倒なのがSIMロックです。例えばSHARPならAQUOSを販売してますよね。外見・性能はほとんど同じなのにdocomo用、au用、softbank用と分けて販売してます。端末が同じでもSIMロックを掛けることで、そのキャリアでしか作動しないように出来てるんです。もし他社に乗り換えるとなったら、スマホも買い換えないといけないんですよね。しかしSIMフリーの端末だとロックはかかっていませんので、SIMを差し替えるだけでどの通信事業社でもそのまま利用することが可能です。端末を買いなおさなくてもいいですし、とても便利なんです。これなら気軽に他社に乗り換えたり出来ますし、SIMフリーは便利だと思います。 SIMフリーだとロックはないので、どのキャリアでも気にせず利用できます。ただ問題なのは、現在SIMフリー端末って海外メーカーばかりなんです。代表的なのがLGやHUAWEIですね。通話や通信は普通に出来るのですが、国産スマホには出来てSIMフリー端末には出来ないことがあったりします。例えば少し前に大ブームとなったポケモンGOというゲームアプリってありますよね。それなりの値段のするSIMフリー端末でもプレイ出来ないものが結構ありました。それに少し古いのならお財布ケータイに対応してないものもありました。最近は色々改良されてますが、問題点をまだ抱えてるという状況なので良くないと思います。
現在わたしもSIMフリー端末を利用していますが、海外へ行った時に、すぐに現地で購入したSIMカードを入れて携帯電話を利用できるのがいいところです。SIMフリー端末にしてからは、もしかしたら間違って使ってしまって高額な請求がきてしまうのでは?と不安になることもありませんし、Wi-Fiを借りる手間もかかりません。わたしは海外ではネットが通じないとなにかと不安になるタイプなので、SIMフリー端末で現地SIMを使えば、Wi-Fi難民になる心配もありません。 正直なところ、SIMフリー端末の良くないところは思い当たらないのですが、強いて言えば、価格が高いことですね。新品だと10万近くするものがほとんどですし、中古でもSIMフリーとなると、SIMロックがかかっているものの倍くらいの値段で販売されています。こんな古いタイプなのに?と思うような端末でもそこそこの値段なので、購入する際に、ちょっと止まって考えてしまいます。日本国内で使うだけであれば、SIMフリーの必要はないかと思います。
海外旅行をよくしますが、アフリカやヨーロッパでは路上もしくは商店街の店で簡単にSIMカードを購入できます。それを日本から持ってきたスマホに挿せば簡単に現地で電話ができ、SIMの種類によってはインターネットや国際電話が使えるのですから、わざわざフリーWi-Fiや電話屋を求めてウロウロする必要がなく、Googleマップで道を探せ、こんな便利なものはないと感じています。国内で使う時の利点としては料金の安さが挙げられます。スマホを使いながら千円台の通信料は魅力です。 料金が安いSIMを選んでも、安く抑えて千円以上かかりますし、回線が混みやすくインターネットがうまく使えないことがあります。SIMフリーでない大手のスマホも料金が下がっていますし、料金の安さは大きな魅力ではなくなってきました。また、SIMフリー携帯といってもどんな携帯にどんなSIMを挿してもかまわないというわけではなく、相性が悪くて使えないものもあるのが不便です。海外旅行時のSIM入れ替えは便利ですが、海外に行かないならばSIMフリーの利点や魅力はあまり大きなものではないかもしれません。
SIMフリーの普及には賛成します。何故なら携帯キャリアに縛られずに自由にスマホを選ぶことができるからです。自由に選ぶ際にはスマホのデザインや通信費用、好きなブランドなど選択の幅が広がってくれるのです。特に高額と言われているキャリア系から格安SIMと呼ばれる会社へ変更することもできるため通信費用を格段に下げることができるのです。今や格安SIMは数十社にも及んでいるため自分のライフスタイルに合わせて選ぶ時代だと思っています。 SIMフリー化には反対です。何故ならユーザーの都合により契約会社を自由に変更できるからです。目先の通信費用に惹かれて簡単に変更できてしまうとせっかく築き上げてきたキャリアの設備投資や技術革新などへの投資が無駄になるばかりか停滞してしまいます。それとサポート体制が悪くなることは必然です。劣悪なSIM会社へ安易に変更したことで繋がりにくくなったり故障してしまった時に困難に陥るのは消費者側なのです。現在のキャリアであればショップやサポートダイヤルなど手厚いフォローが可能ですがそうはいかなくなってしまいます。
参考サイト
コトバンク ビックカメラ.com