メリット | デメリット |
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普段見ることのできない組み合わせの試合を見られる | 日本シリーズの対戦カードが交流戦で実現されていて、新鮮味に欠ける |
普段見られない選手を見ることができる | セ・パ対抗戦とも言えるオールスターも新鮮味に欠けてしまう |
パ・リーグの投手の打席を見られる | 交流戦自体も既に10年以上が経過していて、新鮮味に欠ける |
DH制を活用したセ・リーグのラインナップを見られる | 開催以来、パ・リーグが勝ち越すことがほとんどで、セ・リーグが非常にふがいない |
交流戦優勝チームに賞金が出る | 優勝チームに与えられる賞金額が少ない |
交流戦のMVPと優秀選手賞も選出される | セ・リーグにとって、集客が見込める巨人戦阪神戦が少なくなってしまう |
交流戦の結果次第でシーズンの行方も変わってくるので、重要度が高い | セ・リーグには北海道と九州の球団がないため、セ・リーグにとっては移動の負担が増える |
交流戦開始までのレギュラーシーズンで結果がいまいちだった球団にとって、巻き返しのチャンスとなる | 移動距離が増えると、ファンにとって、ビジターゲームの応援に行きにくくなる |
賛成意見 | 反対意見 |
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セ・パ交流戦が行なわれる以前もシーズン前のオープン戦での交流試合はされていてとても楽しく拝見しておりましたので、交流戦が開催されるようになったことは非常に楽しみでもあり有難いことだと思います。普段はなかなか目にすることのない投手と打者との勝負を見ることができるのですから見る側としても熱が入ってしまいます。昔はパ・リーグはセ・リーグほど人気がなかったのでそれを解消しようと始めたことなのかもしれませんが、野球の面白さはリーグに関係ないのだということを再認識させてくれたのも良かったと思います。 | セ・リーグとパ・リーグのチームの対戦はオープン戦を除いては日本シリーズでしか行われなかったのが、交流戦が始まったことで、悪く表現すると他リーグのチーム同士の真剣勝負が安っぽいものになってしまったとも言えると思います。その年の日本シリーズの対戦カードも既に交流戦で実現してしまっているので、一体どちら強いのか?というワクワク感も以前より減ってしまいました。また、交流戦で大きく勝ち越したことで、リーグ内では負け越していてもリーグ優勝という事態も起こりかねません。これでは本当にそのリーグの覇者なのか分かったものではなく、やはりレギュラーシーズンはリーグ内だけで行った方がいいのではないでしょうか。 |
セ・リーグのチームとパ・リーグのチームの対戦試合というのは、オープン戦やオールスター戦、日本シリーズにおいてもみることはできますが、オープン戦は公式記録に入りませんし、オールスター戦や日本シリーズは一部の選手、チームしか試合に出ることができないので、応援するほうとしても物足りません。その点、セ・パ交流戦は約1カ月弱という、比較的長い期間に、両リーグのチームが対戦しきちんと公式記録にも残るので、通常のリーグ戦では見られない試合なども観戦する楽しみが増えるというのが、良い点だと思います。特に私は関西在住ですが、阪神タイガースとオリックス・バファローズの通称「関西ダービー」というのは、毎年楽しみにしている試合でもあります。 | 選手のことを考えると交流戦があるということはそれだけ移動による負担も増えることとなりますので少し可哀相にも思います。興行としてはセ・リーグの方が収入は良いでしょうからその辺りの偏りも本当はなくした方が良いのかもしれません(つまり、交流戦そのものをなくした方がセ・リーグとしては都合が良いのかもしれませんね)。同一リーグでの人気カードというものもありましたので、その試合が減らされることも地元ファンなどにしてみればあまりよろしくないのかもしれません。 |
日本のプロ野球は12球団しかありませんので6球団による総当たり戦よりもセ・リーグとパ・リーグの交流戦による力のぶつかり合いで全ての球団が力を図る方が非常にファンにとっては魅力的だと思います。さらに言うのであれば今のように交流戦が1角あたり4試合と言うのではなくもっと試合を増やしたほうがファンにとっては間違いなく魅力的に映ると思いますし、セ・リーグとパ・リーグの活性化を図るためにも重要な制度になってくるのではないかと思います。 | 日本シリーズと同じ方式で、パ・リーグのチームが主催のゲームについてはDH制がとられています。ただこの制度は、普段DH制を採用していないセ・リーグのチームにとっては不利になると思います。実際に過去の対戦成績を振り返った時に、勝敗は圧倒的にパ・リーグ優位の結果となっていることからも、そのことは裏付けれると思います。後は決定機に良くないというわけでもないですが、オープン戦が終わり、リーグ開幕をしたかと思えばほどなく交流戦が始まる。それが終わるとまたほどなくしてオールスター戦に突入するわけですから、観戦する側にとっては面白いかもしれませんが、真剣に試合に挑んでいる選手の皆さんの負担が増えるのではないかと思います。 |
日本シリーズでは年にセ・パの1チームずつしか対戦することができずに、全く対戦できないチームや見たい対戦カードが実現しないことがあります。その時に交流戦があれば、年に何試合か組むことができるので、注目の対戦を見ることができたり、いつもと違った視点で楽しむことが出来ます。現地のファンも色々な球場に行くことができるので、決まった場所だけではなく、さまざまな球場でプレーする選手が見ることができるために良いと思います。 | 交流戦に関しては現場は非常に中途半端な形で行われています。1カードあたり4試合と言うレベルでは逆に実施しない方がファンにとっても選手にとても親切だと思います。極端な言い方をするのであれば12球団の総当り戦のリーグ戦を行わないのであれば交流戦はあまり大きな意味は無いのではないかと思います。セ・リーグとパ・リーグの活性化を図るためにも総当り戦にするのか全く交流戦を行わないのか極端な制度にしなければならないと考えています。 |
ご存知のように日本のプロ野球ではこの交流戦が行われる前は、セ・リーグのチームとパ・リーグのチームの対戦はオープン戦、そして日本シリーズでしか実現しませんでした。オープン戦はシーズン前の言わば調整用の試合なので真剣に戦っているとは言い難く、日本シリーズでは両リーグの代表同士がぶつかるので好きな対戦カードになるとは限りません。ですが、レギュラーシーズンの公式戦として総当りの交流戦が始まったことで、どのような対戦カードも公式戦で必ず行われるようになりました。プロ野球の全12チームのどのような対戦カードも真剣勝負で観戦できるようになったのは、プロ野球ファンとしてとても嬉しい限りです。 | オールスターや日本シリーズにあまり有難味を感じなくなってきてしまっています。頂上決戦という意味合いが交流戦が存在することで、マンネリ化してきたりします。また、交流戦の結果によってセ・パの力関係が分かってしまったり、チーム同士の力関係が判明してしまうので、日本シリーズなどにも影響を与えていると思います。さらにオールスターだけで観れた対決もセ・パ交流戦によって見れてしまうので、成績云々関係のないオールスターでの対決が軽く見えてしまって良くないと思います。 |
参考サイト | |
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NPB公式サイト | Wikipedia |