メリット | デメリット |
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消化試合が減る | 消化試合が減ることで選手の負担が増える |
レギュラーシーズンの観客動員数を増やせる | レギュラーシーズンの重要度が少し低くなる |
レギュラーシーズンにはない緊張感を味わえる | レギュラーシーズン優勝のチームが日本シリーズに行けない場合、違和感を感じる |
クライマックスシリーズ(CS)は観客動員数が多い | CSはレギュラーシーズンよりもチケットが取りにくい |
CSの放映権収入を得られる | 選手にかかる精神的・肉体的負担が大きい |
CS専用グッズなどでも収益を増やせる | CSでの活躍は個人成績に反映されない(球団によっては年俸には反映される) |
Aクラスに入れば、日本一になれる可能性がある | 日本シリーズの価値が落ちたとの声も聞かれる |
レギュラーシーズン2位のチームはファーストステージを本拠地で行える | MLBと違い、全部で12球団しかないのにCSを行う意味はあるのかとの声も |
レギュラーシーズン優勝のチームはファイナルステージを本拠地で行えるうえ、アドバンテージとして1勝が与えられる | レギュラーシーズン優勝のチームにもっとアドバンテージを与えるべきだという声も多い |
賛成意見 | 反対意見 |
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例えば贔屓にしているチームがリーグ優勝しなくとも日本シリーズに進む機会が得られるというのは面白いことだと思いますのでクライマックスシリーズの存在には賛成です。あるチームがシーズン途中で優勝を決めてしまいその後各チームは消化試合をこなす、ということが以前はよく見られました。その期間がとても短くなったことは見ていてとても面白くなりましたので良いことだと思います。興行している側もそれだけ収入が増えるので良いのではないでしょうか。 | アドバンテージはあるものの、シーズンの成績が軽いものになりがちになってしまうので良くないと思います。特に独走して優勝した場合には、モチベーションを再びクライマックスシリーズに上げていくことが難しいので、状況によっては優勝チームは不利に感じてしまう点も良くないのです。また、1位のチームはクライマックスシリーズまで間隔が空いてしまうので、試合感覚が失われてしまっていることも多いために、私はクライマックスシリーズは反対です。 |
クライマックスシリーズ導入による良い点は、ずばりシーズン終了時に3位以内(Aクラス)に入れば、日本シリーズ進出のチャンスを残せるということと、従って、リーグ優勝のチームが決まった後の2位以下のチームのモチベーションを保ち、「消化試合」をなくせるということだと思います。2017年度にセ・リーグのクライマックスシリーズを制覇した横浜DeNAベイスターズのラミレス監督もまずはクライマックスシリーズに進出することを目標にしていたようで、「1位じゃなくてもいいんだ」という点が、むしろ選手や監督、コーチの希望となっているのではないかと思います。 | クライマックスシリーズが導入されてから、やっぱり良くわからない、というのが正直感じたことです。リーグ優勝していなくても日本一になれるの?という疑問がありました。逆にリーグ優勝したにもかかわらず日本シリーズに進めないということも起こり得る制度ですので、その辺りがどうもしっくりとしませんでしたね。選手としても本気を出して試合をこなさなければならない期間が延びたというのは本当は痛いのではないでしょうか?消化試合は必要悪だったのかもしれません。 |
クライマックスシリーズは、シーズン中には無い緊張感が楽しめて良いと思います。リーグ三位までを抱き込んで行うトーナメント戦には、ファーストステージとファイナルステージがあり、併せて10日前後楽しむことができるのです。また、セ・パ両リーグ併せて6球団に日本一に輝くチャンスが出てくることから、各球団のファンの方々の夢は広がりますし、シーズン後半に入っても上位チームの真剣勝負から目が離せなくなる点は、良いことだと思っています。 | クライマックスシリーズ導入による良くない点というのは、単刀直入にいって、「せ・パ両リーグの覇者同士の頂上対決」という色合いを薄めてしまったという点にあると思います。特に2017年のシーズンは、セ・リーグで2位以下に圧倒的大差をつけて優勝した広島カープが、クライマックスシリーズでまさかの敗北をしてしまったので、緒方監督がリーグ優勝のインタビューで話した「2016年度で取れなかった『日本一の称号』をとりにいく」ということが不可能になってしまいました。これには全国のカープファンならず、多くの識者からも疑問の声が呈されました。私も同意見です。 |
本来なら1位以外のチームは優勝が早く決まった時、残り試合が全て消化試合になってしまい、野球興行的に得られるお金が少なくなってしまいます。しかしクライマックスシリーズがあることにより、2位3位のチーム、あるいは4位5位でも3位になる位置にいるチームでも、2位3位のチームが確定するまではまだ希望が持てるので、集客が見込めることが最大の利点だと思います。また数年前のDeNAのように3位であっても2位1位のチームをクライマックスシリーズで破れば、日本シリーズに出ることができることです。 | 日本シリーズをかけての真剣勝負が見られることから、さすがにお客さんには評判は良いようで、興行的には成功を収めているようです。したがって、続けない手はないでしょう。しかしながら、リーグ三位のチームが日本シリーズで優勝することもあり、シーズン中の成績が軽く扱われているようで、あまり賛同できません。アメリカのメジャーリーグには、チーム数が多いことから、トーナメント戦がうまく機能しますが、12球団しかない日本においては、少し無理があるように思えてきます。このままの制度であれば、クライマックスシリーズは反対です。 |
優勝争い以外も楽しむことができるので、終盤まで手に汗を握る展開を楽しむことができるので良いと思います。そのために消化し合いが少なくなり、見る側にとってもプレーする側にとっても良い状態で試合が行われる展開になりやすくなっています。また、シーズンでは球団の選手層によって戦力差が如実に結果に出るために、クライマックスシリーズは限られた試合数で勝ち越しをすればいいために下克上が起こりやすくなっているので良いと思います。 | 2017年の広島カープのようにシーズン中勝ちまくって、かなりのゲーム差をつけて優勝したとしても、クライマックスシリーズで勝ち上がってきたチームに負けてしまったら、日本シリーズに出場できないのが一番悪い点です。シリーズ中の成績とはなになのか?優勝チームとはいったい何なのかを考えさせられます。大リーグではポストシーズンを行う意味がありますが、日本のようにチーム数が少ない場合はクライマックスシリーズを行う意味があまりないという意見が多いですし、私も必要ないと思っています。 |
参考サイト | |
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NPB公式サイト | Wikipedia |