メリット デメリット
ウィンタースポーツのトッププレーヤーの競技を見られる 夏のオリンピックよりも種目数・出場者数が少ない
各競技のワールドカップや世界選手権などよりも注目度が高い 夏のオリンピックと比べると、注目度が欠ける
メジャーではないスポーツも注目される FIFAワールドカップと開催年が同じであるため、印象にあまり残らないことも
日本を含め、雪の降る国や寒い地域の選手が強い 温暖な地域や雪の降らない国は不利
スキーやスノボなど、一般的に人気の高いウィンタースポーツの競技もある 参加国が限られる(温暖な国だとそもそも選手がいない等)ため、平等さに欠ける
20歳未満の若い選手が活躍することも多い 強い国と弱い国の差が大きい
ウィンタースポーツに関心が集まり、競技人口の底上げに繋がる 異常気象で、降雪量が足りなくなるなどといった可能性がある
開催地や開催国が潤う 競技場建設のために自然破壊が行われてしまう

賛成意見 反対意見
ウィンタースポーツをしている者にとって冬季オリンピックの存在はひとつの目指すべき到達点となっているでしょうから競技を続けていく上での励みであるはずです。各競技のワールドカップなどより遥かに世間の注目を浴びますからその分励みも大きくなるでしょう。夏季競技と同様にこれらの選手育成のためには冬季オリンピックも勿論必要であると考えます。個人的にウィンタースポーツが大好きでテレビなどであまり目にすることのない競技にも興味があるのでオリンピックが開催されると観戦する機会も増えるのでとても楽しみです。 出場出来る国、メダルを取れる国々が若干偏ってしまう処が残念だと思います。ドイツやノルウェー、ロシアなどヨーロッパ、主に北欧などが冬には特に強いのです。つまり雪の降らないアフリカなどは練習できる環境ですら限られてしまいますし、雪の上での練習が儘ならないが為に雪の施設などが充実している外国へ渡らなくてはいけなくなってしまうからです。裕福じゃない貧困育ちの方などは正直頭が下がります。なのでオリンピックは五輪マークが示すように、平等までは行かなくてもそういう方達への隔てのない支援が必要になるかと思います。
冬季オリンピックの良いところは何といっても、なかなかメジャーとは言えない競技が多いウィンタースポーツが世界で脚光浴びる店だと思います。そしてどうしても冬季オリンピックに関しては夏季オリンピックよりも出場が限られる国も多いのです。限られたシーズンしか活動ができないスポーツが多いためにこのような世界を檜舞台にした大会が少なく、目指すべきものがあると言うのは選手にとって非常にメリットがあると思います。すべての頂点をオリンピックにすることでプロが少ない競技が多い中非常にポイントになると思います。 冬季オリンピックの競技はどうしても自然の中で行なうものが多く、そのため競技会場を用意するためには自然破壊が伴うものも多くなってしまいます。これはオリンピックの理念と一致していないように思うのです。これからの冬季オリンピックでは既存施設での開催を徹底するなどをしていかなければ開催の度に自然破壊が行なわれ環境保護団体などからの反対意見が出されれば該当する選手達へも悪い影響を与えてしまうのではないかと心配になってしまいます。
オリンピックと言いますと、どうしても陸上競技だったり、夏場のイメージがあって、冬季となると盛り上がりには若干陰りがあるのかもしれませんが、フィギュアスケートだったり、ジャンプだったり、スノーボードだったり、日本の若いアスリートの頑張りのお陰で、雪国を含む日本にとってはメダルを狙うチャンスが増えているので、見る者にとっても楽しめるので、冬季オリンピックという行いに、私は肯定派です。夏場のオリンピックは、世界陸上と少し私の中では被ってしまう所がありますし、何より雪国の東北住みな私はウィンタースポーツが好きな方なので、寒い冬でもワクワクと、気持ちは熱くなってしまうんです。スケートなんかは、今じゃ日本のレベルってとても高いですし、失礼かと思いますが、夏場のスポーツよりも金メダルを見れるチャンスって多い気がして、冬季こそ…もしや日本の強み?なんて気がしてしまう位、高度・難易度な演技、技を見れる冬場のオリンピックって、必要です! オリンピックは本来世界の多くの国々が参加すべきところですが、夏のオリンピックに比べると冬のオリンピックは普段から実際に活動している国が少ないために、本当に世界一を決めるべき大会かどうかというのが測りづらいところがあります。もちろん、雪が降らない国であってもどうしてもその競技に参加したいと言うことであれば国を移籍してでも参加することができるのですがその仕組みも明確になっていない以上は少し中途半端な気がしてしまいます。
オリンピックはご存知のようにスポーツの祭典です。スポーツと言えば、まず思い浮かぶのは夏季オリンピックの種目になっているような比較的暖かいシーズンに行われる陸上競技に代表される種目ですが、冬季オリンピックがあることで、その種目となっているスキーを始めとする比較的レジャー感の高いウインタースポーツ各種も立派なスポーツとして認知されていると言っていいでしょう。また、夏季オリンピックと2年ごとの開催になっている点から、観戦する側にとっても2年ごとに次のオリンピックが見られるという楽しみに繋がっているのも間違いありません。 オリンピックの前に、冬季、と付くだけあって、雪が降る国でしか開催は困難ですし、気象って読めなくなってきているので、いざ開催国となっても、もしかしたらその年は異常気象で雪が全く降らない、なんて事も無いとは言い切れないので、ちょっと不安定な面があるのが今後はネックかもしれません。雪が積もって無い事には、行えない競技が当たり前に多いので、ちょっと気候に難儀してしまう所は、常にセットとなって付いてきてしまうのかもしれませんし、それに伴って、夏のオリンピックとは違って、その競技に触れられる人口が多い国が圧倒的に有利となってしまうので、全ての国が平等に、とはなっていない懸念点が無いとは言えないと思います。そうすると、平和的行いの世界ぐるみのイベントであっても、強い国と弱い国に大きく差が出やすくもなり、一時期のスケートならロシアには敵わない、なような見ている側にも諦めが自然と付いてしまったりが他の国ではあるのかもしれないので、無くなってほしくはない行いではあれど、課題も多いのかなって感じもします。
冬の季節に雪が降るなど夏に弱い国々が逆に有利に働く処が良いです。例えばスキージャンプにスノボー、フィギュアスケート、スピードスケートなど冬でしか味わえない能力や技術が特に求められるスポーツであり、そこが素晴らしいと思いました。特にフィギュアスケートは氷上のダンス、正に雪降季節のダイヤモンドダストがよく似合い男女とも妖精のように美しく、舞う姿など夏場には観れない魅力がそこにあるからです。また夏のオリンピックは身体能力が特に求められるかもしれませんが冬のオリンピックはそれだけでは無く、デコボコの斜面を滑るモーグルのテクニックや氷上のF1ともいわれているボブスレーなどは乗り物の操縦、そしてスキー板スケート靴カヌーの様な乗り物(ボブスレー)などの道具を駆使したスポーツという処も主な魅力だと思いました。 冬季オリンピックで行われる種目は、その多くが若者に人気のウインタースポーツです。その点から、とても4年に一度の世界一を決める大会としては相応しくないと思うことがあります。そのようなウインタースポーツの大会は毎年世界各地でいくらで開催されています。よって、何もそれらを集めてわざわざオリンピックとして開催する必要もないと思うのです。世間的に夏季オリンピックと比べて注目度が低いのも、そういった点からではないでしょうか。獲得したメダルの価値も夏季オリンピックと同等だとはどうしても思えません。冬季オリンピックの種目の競技者には大変失礼かも知れませんが、やはり夏季オリンピックの種目と比較すると、どうしてもレジャー感の強さが否めないのです。

参考サイト
JOC公式サイト Wikipedia