メリット デメリット
程よく沈むため頭にフィットする 寝返りが打ちにくい
硬すぎないため心地よく眠れる 人によっては寝心地が悪く感じられることもある
肩こり対策になる 熱がこもりやすく暑く感じることがある
睡眠時の首への負担も軽減される 温度の変化によって体感も変わってくる
様々な商品が販売されている 水洗いをすることができない
スポーツ選手や著名人にも愛用されている 商品によっては日干しもできない
低反発マットレスとの相性が良い 商品が多すぎて選ぶときに悩む
質の良い商品は長持ちする あまりに安い商品は低品質である可能性がある

賛成意見 反対意見
低反発枕は低反発マットレスと併用して既に5年使用しています。良いと思うところは、枕のお陰で頭と肩がその形に沈むことからしっくりと固定されることです。なので眠りも深く、ぐっすり睡眠出来るのです。

また、頭の重力が均等に分散されるので心地よい眠りにつくことが出来ます。今まであったいびきをかくことも少なくなったので深い眠りに落ちているのだと思います。

また、寝つきも良くなりました。不眠症気味で悩んでいる方には安眠効果は絶大なので、お勧めしたい枕です。
低反発枕の悪いところは、ストレートネックを生み出す点です。これは通院している整体の先生に聞きました。

体にフィットし過ぎるところから、寝返りをうつ機会を無くすのでずっと同じ姿勢で睡眠することになります。なので、首の骨もまっすぐになりやすいということです。

ストレートネックは、背中の痛みの症状が出ます。私も最近背中の凝りが酷くなって来ており、今はずっと低反発だった枕をやめている最中です。頭痛などの症状がそれにより激減しました。

ストレートネックは現代病とも言われていますが、それを助長させるのが低反発枕であるようです。動かせない状態は、一見しっくりしているように見えますが、そもそも首が休まっていない状態にあるということです。
低反発枕のいい点は、心地よい眠りを得られるところです。頭の形に枕に納まって、首のところの安定感もあって、横向きで寝る癖がある人などには、背骨と首の骨が直線状態になって、体に負担がかからないので、いいと思います。

眠りに関しては低反発枕が優秀なことは評判でもわかっていることですし、首に負担がかからないということで、全身の歪みが改善されると思います。寝心地が良い点がまず上げられますし、寝心地がいいといい睡眠がとれるのです。
枕に自分自身の頭が合わなかった場合、寝苦しくて、違和感を感じます。首のところが高くなっているので、違和感を強く感じますし、寝返りをうつたびに、枕が合わないと感じます。

枕は抑えると手の跡がつくくらい沈み込むようになっていますが、それがかえって、寝苦しい感じになることがあります。

低反発枕はクッション性が低くて、頭が沈み込むような感じがして、寝ごこちが良くないところが困った点だと言えます。低反発枕は一種のブームのようになりましたが、それほど寝心地がいいものではありません。
頚椎ヘルニアがあります。以前は、そばがらの枕や細かいプラスチックが入った枕を使っていましたが、高さが合わなかったり、首を支えられていないため、頚椎ヘルニアがどんどんひどくなっていきました。

そこで、カイロプラクティックの先生から、低反発枕を紹介されて、テンピュールの枕に替えました。最初、頭より首側の方が高くなっているので、どうだろうと思いましたが、首をちゃんと支えてくれるので、とても良いと思います。

おかげで、首のコリ、痛みがかなり軽減しました。低反発なので、あたりが柔らかですが、沈み込みすぎないところも気に入っています。
低反発枕は仰向けに寝ているときは、とても良いのですが、横向きになったときは、少し苦しいです。

首を支えるような設計のため手前が高くなっていますが、横向きになるとそこが邪魔になります。ずっと仰向けで寝ることを前提として作られているように思えます。

また、冬は良いのですが、夏はムレます。通気性が良くないのか、夏寝ていると、頭や首のところに汗をかきます。天気が良いときは、外に干すようにしていますが、どうしても湿気がこもるようです。

横向きになったときも寝やすく、夏涼しく寝られるような低反発枕があれば、いうことないのですが。
低反発枕の素晴らしいと思う点は、重心をかけると変形してそのまま安定してその形をキープしてくれるという性質から、自分の理想の形で眠れるという点です。

形が固定されている枕の場合には、いつまでたってもしっくりこない時もありますが、この枕の場合には色々ムズムズと頭を動かしていると、いつのまにか一番フィットする形に枕が変形してくれるのです。

人間というにはわがままで、その時によってフィットする枕の形が異なります。低反発枕はその都度人間に合わせて変形してくれます。
良くないと思う点は、頭の重みにより変形してそのまま形が分からないという性質があるので、寝相が悪くなった時にそのまま枕の形も悪いまま固定されてしまうということです。

例えると、寝相が悪く顎を思いっきり引いた感じで寝てしまっていると、枕も同じように頭上部分が盛り上がり、首に近い部分が低くなって変形してしまう為に、非常に寝苦しい思いをする時があるのです。

寝相があまりにも悪い方などでは、あまり低反発枕の恩恵は受けられないでしょう。

参考サイト
テンピュール ケンコーコム