メリット デメリット
金曜日の夕方以降を有意義に使える 全ての業種職種に適応することはできない
消費拡大への期待 プレミアムフライデー導入は企業の義務ではない
作業効率・業務効率の向上 月末の金曜日は月初や月中よりも忙しいことが多い
多様な働き方を認められる(働き方改革) 時給制の人にとっては労働時間が短くなってしまう
プレミアムフライデーに合わせた特典を提供しているお店が多い(百貨店や飲食店など) しわよせが残業や休日出勤に繋がることも
金曜の夕方から日曜日まで旅行にも行ける 認知度は高いが、まだまだ取得率は低い
帰宅ラッシュが始まる前に帰宅できる 多くの人が帰宅してしまうと、消費拡大に繋がらない
お店側からすると普段よりも集客に期待できる 今後プレミアムフライデーが定着するかは不透明

賛成意見 反対意見
私は、大型スーパーの専門店でサービス業に従事しておりますがお客様の流れを見てもやはりプレミアムフライデーは普段の平日よりも来店数が増えています。家族連れやカップルなど普段は仕事しているであろう人達が買い物を楽しみに来ているのを見ると、家族やパートナーとのコミュニケーションの時間が増え、経済的観点からも消費が促されるのでとても良いのではないかと思います。金曜の夜から土日にかけて遠出をするかたも周りにはいるので、プライベートな時間を有意義に使える機会が増えるのは良いことだと思います。 プレミアムフライデーが導入されていますが、実際にそれに賛同できる会社もあれば、そうでない会社もまた多くあります。サービス業や飲食業は、今までは5時以降に開店していたものを、その日だけは3時から営業しなければならなくなり、その分のコストや人件費が増加して負担になるケースも考えられます。また中小零細企業はもともと大企業程に体力も無い事から、従業員を休みにさせたくてもできないといった会社も少なくありません。また月末の金曜日は多くの会社が一番忙しい時でもあり、全ての企業で導入するには、それぞれの企業で日程を調整する等の工夫が必要になると思います。
よく利用するスーパーで、15時以降はポイントが倍になるというイベントが行われています。やはりそういうイベントが行われると、行きたいな、利用したいなという気持ちが出てきます。実際にプレミアムフライデーの日を意識するようになりました。こういうイベントを行っているお店は、普段も何か特別なことを行っているのではないか?という気持ちや、プレミアムフライデーではないけれど行ってみようかな。という気持ちになります。結果的に、集客も増えるのではないでしょうか。 私たちサービス業はプレミアムフライデーの恩恵を受けられる反面、休むことができません。他にも、中小企業などは実施している会社が少なくあまり自分とは関係ないと言うかたは非常に多いです。なので、一部の人たちに偏ってしまっている点では残念なことだと思います。特に、残業している人が偉いと言われるような会社が多い日本では、会社によっては早く帰りにくい雰囲気があったりしてなかなか大手企業以外では浸透していないので他の企業も気兼ねなくプレミアムフライデーを導入出来なければ不平不満も出てくるかもしれないのでその点は悪いところだと思います。
国民消費の冷えきってるのを打破するには有効な方法だと思います。とにかく人間お金を使うには暇な時間が必要です。いくらバリバリ働いても、使う時間がなければお金はたまるばかりです。無駄な出費をせずに~と喜ぶ方もいるでしょうが、それでは景気は冷え込みますし世の中回りません。プレミアムフライデーが上手く導入されれば、給料の入ったばかりの懐の暖かい時期にお金を使う暇を与えられるわけですし、国民がお金を使えば企業は儲かりますし税収も上がります。企業の利益が上がれば従業員の給与にプラスされるわけですし、このプラス分がまたプレミアムフライデーで使われると良い事尽くめになるかもしれないので、賛成です。 プレミアムフライデーということを取り入れていない会社は多いかと思います。また、早く帰ったとしても、家で仕事をしていたり、別の日に多く残業をするということになっているかと思います。また小売店などでは、イベントを行うために業務が増えるということもあるので、結局仕事を増やしているような気がしてなりません。どこかイベントのある日という感覚になっている部分もあり、仕事を早く終えて家族の時間を増やしたり、プライベートの時間を充実させるということにはつながっていないような気がします。
職場のみんなが一斉に15時以降に帰宅できるのならば気兼ねがなくていいですね。プレミアムフライデーはまだまだすべての人に浸透しているとは言い難い状態ですが、この日だからこそ開催したい!参加したい!という本当に質の良いイベントがあれば足を運ぶ人も多くなると思います。土日2日間だけでは出かけられなかった場所にも金曜日の夕方からなら行ける可能性が増しますね。十分な余暇をとってリフレッシュすることで、仕事の意欲も上がり効率化にもつながるのではないでしょうか?デパートやショッピングモールでのセールがちょっぴり楽しみでもあります。 プレミアムフライデーを良くないと感じるのは、まだ受け入れ態勢が出来ていないという点です。プレミアプフライデーということで、サービス業の方はお客様受け入れ態勢を整えつつあります。営業時間を早めにしたり、お客様を取り込もうとサービスタイムを設けたりといった感じにです。しかし肝心の企業側にそういった体制ができていません。国がそのように定めたといっても、月末の金曜日なんて忙しい時期です。翌・翌々日の土日が休みとなるわけですから、むしろ仕事は残業してでも頑張って欲しいと会社側は思いますからね。雇用側の会社がこういう考えでは従業員は休みをとれませんし、サービス業のスタッフも準備を整えていてもお客様は来なくて空振りとなります。プレミアムフライデー!というだけでなく、実行できる社会環境を整えるのを優先して欲しいと感じます。
プレミアムフライデーは、政府主導で月末の金曜日に仕事を早く切り上げて、買い物や旅行等を行う消費喚起の活動で、2017年より導入されています。これに従って、民間企業でもその日は午後三時には終業とし、社員がそれぞれに趣味や健康造りに時間を割いたり、早い時間からお酒や飲食を楽しんだりと、普段はなかなか取れない自分の時間を、有意義に使える様になった事は労働者としては嬉しい制度だと思います。また、これによってサービス業や飲食業での消費が拡大したとの報告もありますので、双方にメリットがあったと思います。 金もないのに休みをもらったって、どうやって豊かに過ごせというのか皆目見当もつかない。なんて人も多いのではないでしょうか?そういう生活レベルだと言われればそれまでですが、こんなことばかりしていたら格差はどんどん増すばかりなのではと。特に外食産業などプレミアムフライデーにサービスをする側で働いている人たちは余計に辛いのではないでしょうか?喜ぶのは経営側だけ。土日もお正月も休むことができなくて、子供の運動会を観に行ったことがないなんてお父さんざらにいます。差が激しくなればじわじわと子供たちにも影響が出てくるのではないでしょうか?

参考サイト
公式サイト Wikipedia