木造住宅

メリット デメリット
木の暖かみや香りを感じることができる シロアリ対策が必要となることがある
木には湿度を調整する機能がある 鉄骨造と比べると地震にはそれほど強くない
鉄筋よりも安く仕上げることができる 水回りなどは経年劣化で木が腐っていく
リフォームや増改築がしやすい 倒壊までは時間がかかるものの、火事の際には燃えやすい
火事になってもすぐに倒壊することはない 防音性は鉄筋コンクリート造りに劣る
建て替え時の解体費用が比較的安い 木を使うため、自然破壊が発生する
今も多くの戸建て住宅が木造で建てられている 腕の良い業者をしっかりと見極める必要がある
木造でも耐震性はかなりしっかりしている 鉄骨造よりも弱いというイメージを持たれている

みんなの賛成意見 みんなの反対意見
我が家は5年ほど前に木造軸組工法で出来ている木造建築の建売を購入しました。

買う頃は知識もなく、木造と鉄骨の違いくらいしか知らず、木造と言えば2×4だと思っていました。あえて木造建築の建売を購入した理由はRCより優れているのでは?と思える点が多かったからです。

例えば、大幅なリフォームが鉄骨より容易で、将来的リフォームの可能性を考えて木造が良いと思いました。

しかも、木造は鉄骨より予算が安く、棟上げが早い。大きな柱が邪魔しないので、変に空間の無駄ができたりしないし、地震時の揺れが木造の方がしなやかに揺れるので倒壊の心配が少ないなどです。

木造軸組工法の建売木造建築でも十分な気密性があるので、2×4だともっと素晴らしいかもしれません。程よい気密性で呼吸してくれる感じが棲んでいくと分かるようになります。
やはり第一のイメージは「シロアリ」です。でも実際は最近の木造建築だと、基礎腰壁に換気口がついている床下換気が主流なので、あまり心配いらないのかもしれません。

また、木造家屋は木の縮みが大きいので、5年もすれば、ところどころクロスが自然に割れる(裂ける)傾向があるように思います。あとは、RCに比べると耐震構造が劣っているのは仕方ないですね。

最後に、いかんともしがたい大きな欠点は『木は燃えやすい』と言う事でしょうか。火災時、延焼しやすいのでこの点も大きな問題点かも知れませんね。
鉄筋やユニット住宅に比べ、間取りの自由度が高く、家の設計の選択肢が広がります。

更に、リフォームや増減築など、後々生活パターンに合わせて手直しもしやすいです。日本の風土に合っていて、家自体が呼吸をし、快適で住みやすいです。

材料費が安い上に、業者も沢山あるので、安くても良い家を建ててくれる工務店を見つけることが出来れば、予算も低く抑えられます。リビングや寝室を表し梁などにすると、木の風合いを感じる家にできます。
どうしても一定間隔で柱を立てる必要があるので、せっかく広いLDKを作ったとしても、どこかに邪魔な柱ができてしまいます。

更に、大きな地震が起こった時は倒壊しやすいと言われたり、火事が起こった際は燃えやすいとされるなど、マイナスなイメージがあります。

ちゃんと工事されてないと、白蟻の被害を受けたり、湿気や水漏れで柱や土台が腐ったりしてしまいます。

安く建てる業者があり、木造は大工さんの腕次第という所もあるので、ちゃんと業者選びをしないと、欠陥が出てきてしまう可能性があります。
木造住宅の良いと思われる点は、何といっても、住まう人達に安らぎを与えてくれることです。木の温もりなどは自然物に対する人間の感性や本能に影響し、それは年を取るごとに一層高まります。

これから日本は、高齢化社会に本格的に移行し、木造住宅の需要は更に高まることでしょう。

そして何より、国土の面積が森林である我が国にとって、木造住宅は地産地消という経済効果をもたらしてくれる有益なものであり、共有の財産でもあるのです。
木造住宅の悪いと思うところは安全性です。阪神淡路大震災のような直下型地震や、東日本大震災の時の大津波において、真っ先に倒壊したり、破壊されたりしたのは木造住宅なのです。

また、前述の阪神淡路大震災や、戦前に起こった関東大震災においては、発生した大火災の原因要因となり、多くの犠牲者を出したのも木造住宅なのです。

幾ら耐震性を補強しても、自然物である木材が使用されている限り、木造住宅の安全性は低いままなのです。木造住宅に住むと言うことは自らの命のリスクを見誤っているとしか考えられません。
木造住宅は土台や梁などの家の主要な部分が木で出来ているので、鉄筋コンクリート造りに比べると軽量です。だから、土地への影響を与えにくく、筋交いなどできちんと補強をして、骨組みを強化する事で耐震性にも優れています。

木には調湿効果があるので、梅雨や湿気の多い時期も快適に過ごす事ができます。寒い時期も、木はコンクリートに比べると熱伝導率が低いので、床や壁に熱を奪われることがありません。このような理由が木造住宅の良い点と思います。
私は木造のアパートに住んだ経験があります。メゾネットで1階がリビング、2階が寝室というアパートに住んでいましたが、隣の部屋の音はよく聞こえました。

壁や床を伝って響いてくるので特に足音は響きます。2階の寝室に家族がいる時は1Fに足音は聞こえますし、携帯電話のバイブの音も、壁際や床に置いていると振動音が分かることにはびっくりしました。

また話し声も、家の中が静かだと聞こえました。木造住宅の良くない点は音が響きやすい点だと思います。
木造住宅のいい点は、「ぬくもり・自然性・子供への影響」です。まずはぬくもりです。これは真冬に鉄に触った時と木材に触った時の差を考えればすぐに納得できると思います。

結局、断熱材を敷いて壁にも貼ってしまえば変わらないと思うかもしれませんが、家中に貼り巡らされている骨組み自体の冷たさや温かさはそのまま家全体に影響します。

特に、毎日をすごく大切な場所ですから、わずかな差であっても大きいと思います。

次に自然性ですが、私は特に、木材は湿気を調整するという点を非常に高く評価します。暑い夏場に湿気を吸ってくれる、冬には乾燥させすぎない。これは、自然のなかにあったものを使用するからこその作用だと思います。

最後に子供への影響です。

これは以前に住宅展示場で担当の方に聞きましたが、木造住宅で暮らす子供の方が、鉄筋の家に住む子供よりも勉強力が高いという結果があったそうです。その理由は、木のぬくもりや匂いなどではないか、とその方は言っていました。

やはり、同じ自然で暮らしてきた木と人間の方がともに寄り添うものとして好ましく、私たちの気付かない部分で影響しているのかもしれません。
木造住宅の良くない点は、燃えやすさ、耐久性及びそのためのメンテナンスです。木造と聞いて一番に浮かぶのは火事のことです。なにせ、木は燃料です。

いくら断熱材を敷いたって、そもそも木は燃えやすいのです。壁が壊れたら、柱に燃え移ったら…。下手に生活の中で木は燃えることをよく知っているだけに、いくら大丈夫と言われても「でも燃えるでしょう」と不安がぬぐえません。

また、木は生き物でした。生きていたものは朽ちます。知らないうちに床下で腐ったら、動物にかじられたら、白アリにたかられてしまったら…。

もちろん、底上げしたり薬を塗ったり、適切に対処すればそういった可能性が低くなることは理解しています。

それでも、鉄骨よりもそういった心配はやはり大きく、メンテナンスも欠かせません。それにかかる手間とお金もマイナスポイントですが、やはり、そういった心配をぬぐえないこと自体が木造住宅の悪い点だと思います

参考サイト
日本木造住宅産業協会 木耐協